体操競技でエリートコースを歩むには

5歳の娘が体操クラブに通い始めたのですが、オリンピックに出場する一流選手たちはどんなエリートコースをたどって夢の舞台へたどり着いたのか気になったので調べてみる事にしました。

全日本体操競技選手権大会

日本体操協会が主催する体操競技の日本一を決める大会です。

こちらの大会に優勝された方々の経歴を調べれば、ひょっとしたら将来娘が歩むべき道が見えてくるのではないかと思いました。

まず、過去10年間の優勝者を調べてみる事にしました。

個人

男子は2008年から2017年までの9年間内村航平さんが連覇されていて、2018年からは谷川翔さんが2年連続で優勝されています。

女子は2006年から2011年まで鶴見虹子さんが5連覇、その後田中理恵さん、笹田夏実さん、寺本明日香さん、2016年からは村上茉愛さんが3連覇そして再度2019年に寺本明日香さんが返り咲いています。

団体競技

男子は順天堂大学、KONAMI、日本体育大学、10年以上前になると徳洲会体操クラブが連覇している時期が目立ちました。

女子は1984年から2004年までの20年間は朝日生命体操クラブの独壇場でしたが直近の10年間は日本体育大学が圧倒しています。

個人優勝者の経歴

現在プロ体操選手である内村航平さんですが、中学卒業後地元福岡を離れて朝日生命体操クラブに入門され、東洋高等学校を得て日本体育大学で主将を務められたそうです。

昨年の優勝者の谷川翔さんは小学一年生から千葉県にある健伸スポーツクラブで体操を始められ、全国中学校体操選手権で個人総合優勝。地元の船橋市立船橋高等学校を卒業後、順天堂大学に進学されています。

女子の優勝者で鶴見虹子さんは、5歳の時に朝日生命体操クラブに通い始め、コーチ推薦が必要な専門コース朝日生命体操クラブの一員となられました。

中学卒業後は体操競技に専念するために福島県にある大智学園高等学校(通信制普通科、単位制)に進学されています。

※こちらの高校は東日本大震災以降東京都新宿区に移転されているそうですが、朝日生命体操クラブ所属の選手が多く、インターハイ優勝者など全国レベルの実力を誇る学校だそうです。

その後は朝日生命を退部して鶴見体操クラブを創設、日本体育大学に入学されています。

続いて田中理恵さんは6歳から体操を始められ、ご両親ともに体操選手と言う体操一家だったそうです。

和歌山県北高校をご卒業後、日本体育大学から日本体育大学大学院終了後、日本体育大学研究員を経て、日本体育大学児童スポーツ教育学部助教になられています。

笹田夏実さんはお母さまが元体操選手で、13歳の時に全日本ジュニアタイトルを獲得されています。

15歳で全日本選手権で優勝、帝京高等学校を経て日本体育大学を卒業、日本体育大学大学院に進学されています。

寺本明日香さんは小学校1年生で鉄棒をやりたいと思ったのがきっかけで、レジックスポーツ·レッツ体操クラブ名古屋に入会し体操を始められたそうです。

12歳で全日本ジュニアAクラス大会で個人総合優勝、小学生の全国大会で個人優勝、翌年全日本ジュニア選手権で初の国際選手となっています。その後地元の中京大学を卒業、レジックスポーツ所属からミキハウスへ入社されています。

村上 茉愛さんは3歳から体操を始め、池谷幸雄体操倶楽部に小学校から所属し、数々のジュニア競技大会に出場、武蔵野東中学から明星高等学校へ進学、現在日本体育大学に在学中でタレント活動もされているそうです。

団体クラブについて

日体大体操部

※50年近い歴史を誇る名門中の名門ですので体操選手としてオリンピックを目指すのであればみなさんここを目標にするのかな?と思いました。

朝日生命体操クラブ

東京都世田谷区の朝日生命体操教室・朝日生命体操クラブ・塚原体操センター

塚原体操センターが朝日生命体操教室・朝日生命体操クラブを運営し、子供たちやオリンピック選手を育てます。…

※創業90年の伝統を誇り、3歳から入れる体操教室をはじめとし、オリンピック選手を輩出する名門中の名門クラブです。

「ムーンサルト」という体操技を編み出した元オリンピック金メダリストの塚原光男さんが現代表を務めていて朝日生命保険相互会社が運営・協賛する体操のクラブチームです。

KONAMI(コナミスポーツ株式会社)

コナミグループは体操と水泳、ダンスの様々な活動を通して、競技力の向上と共に、日本のスポーツ普及と発展に貢献します。…

※スポーツクラブ業界国内シェアナンバー1の企業です。

前株式会社マイカルが経営不振の為コナミホールディングス傘下のスポーツクラブのフランチャイズ運営となっているそうです。大企業が運営しているだけあって沢山の実力選手を輩出しています。

順天堂大学

順天堂大学スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科のクラブサークルについてご紹介します。スケジュール、お知らせ、…

※医学部がメインのこちらの大学ですが、医療とスポーツの関係にも力を入れていてスポーツ健康科学部では多くのアスリートやスポーツ関連の人材を輩出しているとの事です。日体大と双璧をなすスポーツの名門校です。

まとめ

全体を通してみるとみなさん5歳前後から体操を始められていて、中学時代にインターハイなど主要な大会で優勝経験があり、高校までには所属クラブとコーチが決まっている方がほとんどでした。

大学進学からは日体大に進学される方が多くみられるのが特徴的でした。

団体競技に関しても日体大が強く、順天堂大も同様に体操やスポーツには力をいれているだけあって過去の大会で上位を独占しています。

企業ではコナミスポーツがダントツの規模で展開していて、朝日生命クラブも長きにわたる伝統と母体が保険事業なので資金面でも豊富な様子がうかがえます。

将来体操選手でオリンピックを目指すのであれば、いずれかのクラブか大学に進学させるのが一番の近道になりそうですが、そこまで行くには中学生までにインターハイなどの大きな大会で優勝できるレベルになっていることが前提条件になりそうです。

共通点としては多くの選手が両親ともに元体操選手の家庭で育ち、5歳前後から体操人生をスタートさせていました。

エリートコースを辿るのは限られた一部の才能のある子どもしか歩めない道ではありますが、親が決めたレールの上を歩かされているようで子供からしたらつまらない人生と感じてしまうかもしれません。

親と子供がひとつになって大きな夢を追いかけられるのであれば、どんな道のりであっても掛けがえのない成長の時間となると思います、これから娘の成長をみながら夢の舞台を目指していこうと思いました。

ということで今回は以上となります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。